ぢゅんのblog

ギター機材、音作りtips、DTMについて

Suhr Classic

ここ1年くらいはSuhrのJMばっかり使ってたんですが、
演奏性・ピッチ・サステイン・耐ノイズなどものすごく信頼性が高い、という要素が大きいです。
これだけガンガン使ってても不具合も出ず、演奏や音作りに集中できる。
完全にSuhrの魅力に執り付かれてしまったのです。

 

で、ストラトもSuhrに乗り換えちゃおう!と思ってたら

 


某楽器店でポイント20%還元、キャッシュレス決済で5%還元など、かなりお得・・・ゴクリ。
「でもなぁ、なかなかな金額だしなぁ」などと
迷っているうちに好みの色が売れちゃったりで焦ってたら
コロナの給付金10万円が口座に振り込まれ、あっさりガマンの糸が切れ買っちゃいました。

 

Suhr 2019 J Select Series Classic S HSS

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黒のストラトボディに赤べっ甲のピックガードといえばJames Tylerの Landau Classicですね。
あのルックス、憧れがあったんですわ(ミーハー)
(昨今のTylerは高価すぎて手が出ません。10年前の2倍くらいになっちゃって。。。)

 

■ネック
EVEN C Slimシェイプで9~12インチのコンパウンドラディアス指板。

適度な薄さ・シェイプで弾きやすい。

エッジ部は面取りしてあるし、木取り(柾目)も良い。
一切ルーズなところがなく、高い精度できっちり作ってあるのがわかる。
とにかくピッチが良いので、弾いてて気持ちいい。
やっぱりステンレスフレットの弾き心地と音色が好き。
この状態がほぼメンテフリーで維持できるってのがすごい。

 

■ピックアップ
MLx 2と Thornbucker。
MLは弦ごとのバラツキ感がなく、
どのポジションでもどの弦でも安定した音がでます。
Fenderの不満点として、3弦だけ音がデカイ というのがありました。
ヴィンテージ系はそういう設計・仕様なのです)


Thornbuckerについては、出力弱めで高音が強め。
これ、まんまPete Thornの音がします笑
ハムバッカーなのに、アタックがガツっと出てバイト感が強く、

ここぞというときにはピックをナナメに当ててニュアンスをつけたくなってしまう。(やりすぎてしまいそう)

SSHでありがちな、リアにするとガラっとキャラが変わりすぎ、というようなことがないので、普段3シングルを使っている人に受け入れられやすい音色かな~と思います。

 

その半面、ハイゲインだと若干潰れ気味になり、すこーし無理してる感が出てきます。

メタルやるなら他のピックアップのほうがよさげ。

 

■音色
JMと比較するとかなりハイがでて、倍音が多く派手な音色です。
JMとClassic はボディ形状も容積も、ピックアップも違うので、そもそも同じ音なわけないんですが、
Classicは、トーンを少し絞ったほうが落ち着く感じ。
強く弾くとかなりジャキジャキ感が出るので、やさしいピッキングを意識していないと
ただただうるさい音になってしまいそう。
決してローが出ていないわけではなく、バランスは良好です。
タッチの差による音色変化が大きいので、そこをうまく引き出すような演奏をこころがけたい。

 

■気になる点
Suhrに限らず、ストラトで一番自分に合わないのはボリュームノブの位置。
リアPUに近すぎて右手にぶつかるんですね。
3弦4弦あたりをハーフミュートしながらピッキングするときなどに非常に邪魔。
しばらく使ってみて、やっぱり慣れなかったら
ピックガードを新規製作し、1V 1Tにしちゃおうかな~。