ぢゅんのblog

ギター機材、音作りtips、DTMについて

Fractal AX8使用法 その3

Fractal AX8で自分が良く使うアンプモデルなどを紹介します。

けっこうなネタバレ感。

 

<クリーン編>
★AC-20 12AX7 BASS (based on Morgan AC20 Deluxe)
Morgan AC-20ってほとんど日本ではお目にかかれないですね。
実機を使ったことはないですが、これが最近のお気に入り。
Vox AC30系統なんですが、もう少し帯域レンジを広くして、ミッドのクセを薄くし、マーシャルっぽいニュアンスを付加した感じ。
ほんのちょっと歪ませたときのサチュレーション感が気持ちいい。


★ODS-100 CLEAN (based on Dumble OD Special)
ダンブルです。
ウォームなニュアンスが欲しいときに使用。
太くて丸い、フェンダーをいなたくしたような感触。サステインが伸びる!

まんま、ラリーカールトンのイメージですね。


★CA3+ CLEAN (based on Custom Audio Amplifiers 3+ SE preamp)
キラキラ感。固めの音色が欲しいとき。
80's~90'sのスタジオミュージシャン系。
コンプかけてデチューンかけたらそのまんまジャパフュー!

安藤まさひろさん、増崎孝司さんのような音を狙うならコレです。

 

<クランチ編>
★AC-20 12AX7 BASS (based on Morgan AC20 Deluxe)
このアンプの真骨頂はクランチだと思います。

ポップスにはベストマッチング!

 

 

★BRIT AFS100 1 (based on Marshall AFD100SCE)
マーシャルのスラッシュモデルになるのかな。
もともとはハイゲイン向けに設計されているっぽいですが、
input driveを下げて、ブライトスイッチのキャパシター値を上げると、
速いテンポのJ-POP/ROCKにマッチするジャキジャキサウンドになります。
AC-20より、マーシャル感(低域のゴツさ)を強調したいときに使っています。

 

★EURO BLUE (based on Bogner Ecstasy 20th Anniversary)
改造マーシャル系。古めのロックサウンドが欲しいとき。

クランチというか、オーバードライブですね。


ディストーション編>
★FRIEDMAN BE V2 (based on Friedman BE-100)
程良いきめ細かさ、伸びの良さでこれがメイン
バッキングでもソロでもオールマイティに使えます。

 

★CAMERON CCV 2A (based on Cameron CCV-100)
ヘヴィでかなり歪んでいるけれど、かき鳴らし系のアタック感が欲しいときに使います。粗めのマーシャルっぽいニュアンス。
メサブギーのように太くないのでコード弾きの時につぶれずにコード感が出ます。

 

★USA IIC++ (based on James Hetfield's Mesa/Boogie Mark IIC+)
低音弦でズクズクゾンゾンしたいとき。
ペトルーシ感(w)やメタリカ感ですね。

5バンドEQはゆるめのV字設定です。

アンプのLOWは削り(2くらい)、5バンドEQ側で低音の量を調整したたほうがモタつきがなく、スッキリします。

けっこう極端なEQ設定になりますが、ココがコツみたいです。

 

 

<使い分け>

音数が多いバンドの場合は、高域がガリっと出るタイプのほうが音が抜けます。
固めの音色にしておかないと埋もれることが多いです。
隙間が多いバンドや音数が少ない曲のときは、逆に太い暖かい音色のほうが馴染みが良くなると思っています。

 

 

<IRキャビネット編>
有料キャビIRであるOwn Hammer 「Heavy Hitters Collection Vol2」内 FIRE FULLというモデルをよく使います。
ハイゲイン時に生きるキャビっぽいですが、、クリーンも含めて今は全部これでやってます。

 

IR沼は深すぎて、探索するだけでもかなりの労力が必要になります。
気に入ったのが2~3ケ見つかれば、それを使いつつEQとかで補正したほうが
時間を有効に使える気がします。