ぢゅんのblog

ギター機材、音作りtips、DTMについて

アコギ/エレキ兼用ボード

いままで、3種類の足元セットを使い分けしていました。

 


(1)エレキ用 Fractal AX8 (ライン出し、アンプからも出せる)

自分のメインのセット。

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(2)エレキ用 Suhr PT15の4ケーブルメソッド用ボード(リハスタのアンプでも使用可)

サブ用のセット。

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(3)アコギ用セット

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これらを全部一つのセットに統一化してしまって、持っていく荷物を減らそう!という計画です。

 

機能的、音質的にもエレキは今のところAX8のセットがベストなのだが、いかんせん重い・・・


またアコギでAX8を使用したこともあるけど、AD/DAの音質が気に入らず。
アコギの大事な何かがそぎ落とされてしまうような感覚があった。

 

■きっかけ
アコギの足元を見直そうと思い立ちました。
というのも、以前買ったGraceDesignのFelixが自分のピックアップとの相性が悪いのか、常に8kと10k付近にノイズが出ており、何をどうしても取り除くことができなかったのです。


結果的に、LR Baggs MIxProとパラアコのセットを持ち出すことが多かったのです。
これの下二つね。

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Felix、機能的には理想に近いスペックだっただけに非常に残念・・・

 

また、LR Baggsのセットは10年も使い続けているので、心機一転したい気持ちもあり。

 

で、組み直すにあたりどうしたいか、を考えてみました。
(1)小さく軽く
(2)デュアルピックアップにそれぞれ別のコンプ・EQ・リバーブをかけたい
(3)ブーストスイッチおよびボリュームペダルは必須
(4)できればステレオで出力したい(←New!)

 

いっそ、PA用のデジタルミキサーを足元においてやろうかと思いましたが、ライブ時の操作性に難ありのため、断念。


「小さく軽く」を優するため、今回は思い切ってデジタルマルチエフェクターの力を
借りることにしました。
(アコギはなるべくアナログ!のこだわりを撤廃)

 

というのも、
松井裕貴さんは HX Stompでライブやられているようで。
ふむふむ、HX Stompはプロのアコギストにも音質的に耐えられるのだな、と。

 

さらに、
高野寛さんはデュアルピックアップでアコギとエレキを1本のギターで
弾く際のシステムとしてGT-1000 Coreを使用


 

どちらもデュアルピックアップでの使用例だったのですが、

これを見て、ピカーーーーン!ひらめいた!
「基本はアコギ用セットだけど、エレキでも使えてなおかつ軽量化できれば一石二鳥?」

「Fractal AX8のサブとしても使える?」

 

というわけで、必要ない機材を売って資金を作り、こんな感じで組んでみました。

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ボードはPedaltrain METRO16に乗っかったので、理想的な大きさと軽さ!
運搬時はこんな感じ。

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エクスプレッションペダルは使うときにちょこんと横に出します。

 

Strymon Blueskyはエレキ使用時は別の歪み系コンパクトに差し替え予定。
のつもりだけど、今のところGt-1000 coreの内臓エフェクトやアンプモデルが良すぎて、外部エフェクター足さなくても事足りそう。

 

次回は各機材の紹介や内部ルーティングについて。