ぢゅんのblog

ギター機材、音作りtips、DTMについて

機材紹介2

使用機材の紹介、今回はアコースティック編です。

 

 

■Furch D-23CR

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フォルヒと読みます。2008年ころ入手。

その後の自分の音楽人生を変えたといってもいいくらい、このギターのおかげで活動の幅は広がりました。無人島に1本だけ持っていくなら間違いなくコイツです。
チェコスロバキア製でコスパが良く、この価格からすれば確実に1ランク上の音が出ます。
低音が豊かで女性ボーカルとの相性が良いです。
ヨーロッパのメーカーらしく、どこかクラシカルなウェットな響きが特徴。

ナット幅45mmでちょっと広め。親指指弦はちょっとコツが必要。

エレアコではなく純アコとして設計されているので、トップ板も比較的薄く良く鳴ります。
後付けPUは貼りピエゾ+fishman NEO-Dハムバッカーのデュアルシステム。

 

Yamaha SLG-100S

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エレキもアコギも両方必要な現場など、荷物が多くて生アコギを持っていけないときはこちら。
ドラムベースがいる編成のときはふつうに使えます。便利。
音数が少ないアコースティック編成の時はさすがにショボく感じます。

 

■Godin Duet NYLON

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ナット幅47mm、薄胴で弾きやすい。
ガットはこちらがメイン。
ボリュームもスライダーなのがちょっと使いづらい。
インブリッジピエゾとコンデンサーマイク内蔵。
ピエゾ70%+マイク30%くらいの設定にしてることが多いです。

 

■Jose Ramirez 2WCE

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Fried Prideの横田明紀男氏も愛用したスペインの名門メーカーのエレガット。
深胴ならではのたっぷりした低音が出る。
弦ごとの分離感が良くクリアーな響き。
生音で弾くならゴダンより断然コッチの方が気持ち良い。
エレガットだがかなり鳴りが良く、音量上げるとハウる。

インブリッジピエゾとコンデンサーマイク内蔵。
クラシックギターのネック幅は広く、厚みもかなりあるので自分のスキルではなかなか弾きこなせません。

 

■プリアンプ/DI

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4種類、用途によって使い分けしてます。

LR Baggs Mix Pro

2系統のラインをミックスしてモノラルで出力できるプリアンプ。

フォルヒはエンドピンジャックから、ピエゾとマグネチックの各音がステレオケーブルで出力されるので、これを使ってミックスしています。

 

LR Baggs Para Acoustic DI

メインで使っているDI。

巻弦のゲリゲリ感が強調され、よりエッジが立ってアコギらしさが増します。

MixProでミキシングした音を入れると、MixPro単体よりもグっとまとまり感がでて芯が強くなり抜けが良くなります。

 

Fishman AURA Spectrum DI

おもにサイレントギターとホセラミレス用。

マイクモデリングを30~50%くらい混ぜ、インブリッジピエゾのプチプチ感を和らげて出力します。

最近はAURAの代わりにAX8でアコースティック用のIRを通すことが増えてきました。

 

Zoom A3

 

どうしてもディレイや空間系を付加したいときだけ使用。

シャリシャリしすぎるような気がして、あまり気持ちよくない。

 

 

基本的にはエフェクターはほとんど使いません。

たまにボリュームペダルと、リードやフィンガーピッキング時の音量補正のためにブースターをつなぐくらい。

 

自分が弾くのは基本的に歌ものばかりなので、アコギだけ独自にリバーブを掛けたりしないで、PA側でボーカルと同じものを同じくらいかけてもらっています。

歌も含めた音楽全体として一体感が出るんじゃないかな~と。