ぢゅんのblog

ギター機材、音作りtips、DTMについて

JC対策~設定編~

先日Youtubeでこんな動画を見かけまして。


この方法は知りませんでした!「JC-120」の良さを引き出すセッティング術!〜少なくとも俺は知りませんでした。〜


ギタリストの森本隆寛さんのJCセッティング方法が目からウロコでしたので、実際に試してみました。

 

■今までの自分のセッティング
input low / Bright off / V1~3 / B5 M5 T7/ Dist0 / Reverb適宜


input highに差すとレスポンスは良いが、やはりJCの特徴的なhighが耳に刺さる感じがするので、いつもlow側に差していました。
ボリューム設定がシビアで、1mm動かしただけでかなり音量が上下する状態。
こういうアンプなんだ、と思って20年以上使ってきました。

 

■森本さん推奨セッティング法
まずEQオールゼロの状態でボリュームを決め、
そのあとで足りない帯域のEQを上げていくという手法。
EQオールゼロの状態だと、ボリュームの上昇カーブが緩やかになるので結果的に
ちょうどいい音量はツマミ位置4~5になりました。
この時点で、いつもより音量の微調整が非常に楽になります。

 

EQオールゼロ状態だとちょっとコモってはいるがバランスはそこそこ良好。
トレブルを少し上げると良い感じになったので、設定終了。早っ!


BrightスイッチはいつものEQオール5の状態よりマイルドな利き方になり、
それほどキンキンすることもなく、これはこれでアリと思えます。
ちょっと音が細くなる感じがしますが、それが生きる場面もあるでしょう。
Brightスイッチが使えるとなると選択肢が広がりますな。


Distはやはり苦手なガリガリ感が付加されるのでoff。

 

■実際やってみた感想
「やってみる価値アリ!」です。
この日のセッティングはこんな感じ。
input High / Bright off / V4~5 / B0 M0 T2/ Dist0 / Reverb3


一緒にやるメンバーや部屋の音響特性によって、使うギターによっても
多少ツマミ位置は変わると思いますが、
なんだかいつもより落ち着いた感触で、弾きやすい。

 

もう20年以上使っているアンプなのに、JCの新たな一面を知れた気がして
改めて奥が深いなと。森本さん、ありがとう!
みなさんもお試しあれ!