ぢゅんのblog

ギター機材、音作りtips、DTMについて

Fractal AX8使用法 その2

Fractal AX8 僕なりの使い方 の続きです。

エクスプレッションペダル、こだわりポイント、接続方法など。

■エクスプレッションペダル

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Mission EngineeringのSP-25L  1台で最大3系統の信号を送れるため、
つま先のスイッチでボリュームとワウを切り替えて操作しています。

 

このペダル、めっちゃ良いです!
ペダルの動きと、実際に吐き出されるデータの値にほとんどズレがないんです。
踏み初めにヘンな遊び(データが送信されない部分)がなく、すばやく踏んでも遅延なくちゃんとついてきてくれる。

アナログのペダルとほとんど操作感が変わりません。

 

僕はクリーンでも歪でもワウをよく使うので、ほとんどのプリセットでワウをスタンバイさせて、好きなタイミングでon/offしています。


リフやカッティングに合わせてワカチコする以外に、白玉コードに表情をつける演奏をよくやります。
ワウの種類はFAS Standard。低音が削れたり、カリカリしすぎないのが好みです。

 

ボリュームペダルはアンプの後段にセットし、マスターボリュームとして使います。

 


■自分なりのこだわり


演奏中は各楽器がその場に対して適切な音量かどうか、かなり気になる性格なので、
「ボリュームを上げるエフェクターと下げるエフェクターを両方用意して、
それらはいつでも独立して動かせるようにしておく」を徹底してます。


どんな音色プログラムも、下記二つは必ずアンプの後段に用意します。
上げるエフェクター → ブースター(Filterを使うことが多い)
下げるエフェクター → ボリュームペダル
音量は足で操作し、手元のボリュームつまみはゲイン量や音色の変化のために使います。

 

■アウトプット接続


基本的にout1のXLR(キャノンケーブル)でPAミキサーにモノラル出力します。
リハスタだとステレオで出しても正直違いがよくわからないし、部屋内のどこに立つかによってはPANを振ることもあるので、モノラルにしてます。


基本はメインスピーカーからボーカルやキーボードなどと混じった音をモニタリングしていますが、これだけだと細部まで聞こえないことが多いです。
フロアモニターを自分専用に用意できる時はうれしいですが、ない場合がほとんどなので、out2からJC-120のリターンにつなぎ、モニター代わりに使います。

 

out1とou2は基本的に同じ音色(キャビシミュも通過した音)ですが、
out2側だけEQで高域ブースト・低域カットで音質補正し、JC-120からの出音をモニタースピーカーで鳴らした時の感覚に近づけるようにしています。

アンプからの出音はローの成分が出すぎることが多いので削ります。

 

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次回は愛用しているアンプモデルや設定など。